パチンカスの皆さんこんにちは。
昨今のコロナの影響でパチンコパチスロに行けない日々が続きますがいかがでしょうか。
パチンコ店にしても新基準機、禁煙化でかなりの逆風だった中での営業自粛と厳しい状況が続きますね。
コロナが収束してもたくさんのパチンコ屋が町から姿を消してしまうのでしょうか。
それとも10万円の給付金を吸い尽くして復建を果たすのでしょうか。
今回はパチンコ屋のビジネスモデルを考察して「パチンコ屋がなぜ潰れないのか」…
…
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という話ではなく、
今回は「パチンコ・パチスロ機に使われているボタンはなぜ潰れないのか」というコラムです。
目次
パチスロのボタンなんてすぐ潰れそう
皆さんゲーム機やマウスのボタンが効きづらくなってしまったことはありませんか。
これを俗にボタンが潰れるといいます。
それに対してパチンコのチャンスボタンや、パチスロのMAXベット&ストップボタンが効かないということはあまり聞きませんね。
パチンコのチャンスボタンなんてジジババの強打や鬼連打にさらされているのにです。
パチスロのボタンは、毎日回転数と同じ数だけ押されています。
例えば人気機種が人気店で毎日8192回転回されたとすれば年間で300万回押される計算です。
さすがに毎日毎日フルぶん回されることなんてそうそうないと思いますが、導入から撤去まで1000万回転に届く台は存在しそうですね。
ゲーム機やマウスのボタンは壊れてしまうのに、それよりもずっと乱暴に扱われるパチンコパチスロのボタンが潰れないのはどうしてでしょうか。
ボタンはなぜ潰れるのか
一般的なボタンは、基板上の電極同士を導電ゴムで押さえつけ通電させる構造をしています。
ボタンが押されるたびに電極と接触を繰り返すため、導電ゴムが割れたり電極が削り取られたりしてボタンが効きにくくなっていくわけですね。
パチンコパチスロのボタンの構造は
それではパチンコパチスロのボタンはどうでしょうか。
こちらは「京楽 パチスロAKB バラの儀式」のMAXベットボタンです(メルカリで300円でした)。
本体内部を見てみると黒い部品が入っていますね。
これこそがパチンコパチスロのボタンを潰れにくくしている秘密です。
この黒い部品は「フォトインタラプタ」といわれる部品で、二本の棒の片側に赤外線発光部位もう片側に受光部位があり、間に何か物が存在するかを認識できるわけです。
パチスロのボタンを押したとき、ボタン裏の突起がフォトインタラプタの間に入り込みます。
そしてフォトインタラプタの赤外線が遮断されることで「ボタンが押された」と認識されるわけですね。
つまりパチンコパチスロのボタンは、通常のボタンのような物理的な接点式ではなく、光学式の無接点であるので連打したり強く押したりしても壊れにくい構造をしているのですね。
その反面通常の接点式ボタンにみられるような「押した感じ」いわゆるクリック感が感じられないのです。
この無接点方式はパチンコのチャンスボタン、パチスロのMAXベットボタンとリール停止ボタンに使われています。(もちろんすべてがそうだとは言いませんが…)
パチンコの球貸・返却ボタン、パチスロの払い出しボタンは通常のボタンでできていますので、押し比べてみると押し心地の違いが感じられるのではないかと思います。
以上「パチンコ・パチスロ機に使われているボタンはなぜ潰れないのか」でした。